【I-025】ロードマップ2章〜コンテンツ作成編〜
コンテンツを作ろう
第一章で設計したコンセプトやターゲットに向けてコンテンツを作っていただきますが、インスタのコンテンツ制作では大きく「デザイン」と「情報」の2つに分けて重要なポイントが分けられます。
それぞれ分けて解説します。
▶︎デザイン編
《 画像をひとつ作成する時の確認すべきポイント 》
文字の読みやすさ/画像のクオリティ/テキストデザインクオリティ
◎文字の読みやすさ
なるべく簡潔にわかりやすく書く必要があります!
【NG例】




◎画像のクオリティ
自分で撮った写真とネットで保存したフリー画像の2パターンに分けられますが、今回は自分で撮影した写真を前提に解説します。
《クオリティを左右する要素は3つ!》
・画質(写真の画質は悪くないか?)
・余白(文字を入れる余白は計算されているか?)
・背景(ごちゃっとしていないか?)


デザインの観点から写真の中に色情報が4色以上あるとごちゃっとした印象になるので、色情報は3色までに抑えましょう!
◎テキストデザインクオリティ
①フォントとサイズ
②テキストカラー・エフェクト
③統一感
以上にように写真、テキストデザインにこだわることで、フィード全体で見た時の世界観が完成します。
この世界観こそが「オリジナリティや統一感がある」と呼ばれるものです。
みなさんが想像してるインスタグラマーもなんとなく統一感があると思ってるかもしれませんが、詳しく解説すると、写真とテキストデザインで説明ができますので、必ず抑えるようにしましょう!
★Instagram Japan2021より(参考までに)
▶︎情報編
情報発信は、情報の内容が良ければ評価されるというシンプルな構造なので、この章で解説する重要な4つのポイントを必ず抑えるようにしましょう。
《コンテンツに盛り込むべき4要素》
・再現性(誰でも真似できるかどうか)
・共感性(自分ごとのように捉えてもらえるか)
・網羅性(内容が網羅されているか)
・トレンド性(情報にトレンド性があるかどうか)
◎再現性
再現性とは「自分もできそう」と思わせられることができるかどうか。
参考になるorならないと言うのは、真似できそうかどうかで決まります。
そして再現性が高く、有益かどうかを判断する指標として「保存数」が重要です。
文字入れコンテンツはいいね数よりも保存数の方が多い傾向にあるので、コンテンツは「保存したくなる」を意識しましょう。
《例》 ・隙間時間で月3万円!副業で節約生活とはお別れ!
・脱サラまでのノウハウ!
この二つがパッと表示されたらどちらをタップしたくなるでしょうか?
写真の質やテキストデザインにもよりますが、タイトルだけ前者の方が稼げるイメージが湧き再現性も高いため、タップ率も反応数も多いでしょう。
保存数を増やすコツは、ユーザーが見返すシーンをイメージすることです。
真似しやすさの度合いでコンテンツのクオリティに差が出るので、「ターゲットがこの情報を参考にできるのか?」というのは常に考えてください!
《再現性チェックリスト》 □誰も挑戦できるレベルなのか? □時間や手間がかからないか? □妥協せず取り組めるものか?
◎共感性
共感性とはコンテンツを見て「自分も思っていた!」と思ってもらうことです。
この「自分ごと」というのがとても大切です!
例えばインスタユーザーの特徴として「1円でも安い方がいい」、「無料に敏感」というのがあります。しかし価格の高いものばかり紹介していたら、安い節約情報を求めている人からしたら共感できず参考になりません。
ターゲットと同じ目線で発信できるかどうかというのがインスタ運用ではとても大切なので、ターゲットの財布事情、思考習慣は理解するようにしましょう。
◎網羅性
網羅性とはコンテンツの厚みのことです。
フィード投稿は10枚まで載せることができますが、3枚で完結していては内容が薄く、反応をもらうことはできません。
なるべくたくさん内容を載せてユーザーの満足度を高める工夫をしましょう!


◎トレンド性
トレンド性とは「季節感」や「流行」の要素が取り入れられてるかどうかです。
極端に言うと夏に冬物のコーディネートの投稿は需要がありません。
情報を発信するなら誰よりも情報を早くキャッチして発信することを心掛けましょう。
⬇︎緊急事態宣言発令に沿った投稿


ユーザーさんの目につきやすいキャッチフレーズを使うことがポイントです!
▶︎1〜10枚目の投稿
コンテンツを作り方が分かった上で、フィード投稿の順番とそれぞれの役割について解説します。
◆1枚目:コンテンツを見てもらう+フィードの統一感を出す役割
→デザイン、タイトルは強くこだわりましょう!
◆2枚目:内容の導入、投稿全体の雰囲気を伝える役割
→2枚目を見た上で、3枚目以降の雰囲気をある程度想定するため、2枚目も力を入れるようにしましょう!
◆3~7枚目:内容解説の役割
→タイトルの内容に沿って全項目の要素を意識した上で情報を盛り込みましょう!
《重要》投稿1枚につき、1メッセージを心がけてください!
◆8~9枚目:まとめの役割
→2~7枚で解説した内容をまとめたり、保存しやすいようにチェックリストを記載しましょう。
まとめはなくてもいいですが、チェックリストがあると保存確率がグッと高まります!
なぜなら最後まで見たユーザーは序盤の内容を覚えていないので、「忘れないように」「後で見返すように」と誘導の一言が刺さりやすいからです。
ほとんどのメディアアカウント運営者が、次のアクションへ誘導させています。

→新規ユーザーにフォローしてもらうためにプロフィールへ誘導しましょう。


ユーザーがプロフィールにきたり、フォローしてもらえると「インタラクティブ数」とい数字が増え、インスタグラムAIからおすすめ投稿としてフォロワー外に露出しやすなります。
必ずプロフアクセスへの誘導は忘れないようにしましょう!
コンテンツを投稿しよう
アカウント設計、ターゲット設定、コンテンツの作り方、投稿制作過程を理解したら最後はそれを投稿しますが、ここでもいくつかポイントがあるので押さえておきましょう。
①キャプション
キャプションは自由に書けるので正解がありません。
しかしキャプションはユーザーの反応を促す場所としては最適の場所なのでこだわりましょう。
キャプションがよかったらコメントが盛り上がります!
個人で運用するならファン化させることが目的なので、キャプションは濃く書くようにしましょう。
目安文字数は1分で読める文量が望ましいので400〜600字です。
キャプションで文字数を多く書くことは反応をもらえるだけではなく、インスタAIからおすすめされる(発見欄に載りやすくなる)上でも非常に大切です。
現在のアルゴリズムでは「滞在時間」が優良コンテンツと判断される一つの指標になっています。
投稿を読んでもらう時間はもちろん、キャプションを読んでもらう時間もカウントされてるのでメリットは大きいと言えます。
②ハッシュタグ
ハッシュタグといえばインスタならではの文化です。
自分のことをフォローしていない人に向けて投稿を飛ばすためには有効な手段です。
※1投稿最大30個までつけられます。



ハッシュタグは同じ言葉も意味でも平仮名、漢字、カタカナなど一字違うだけで検索ボリュームが変わるのでタグ選びに迷ったときにはキーワード打ちでハッシュタグを探しましょう!
またハッシュタグを選定するときは件数の多いタグは避けるようにしましょう。
③ストーリーズシェア
投稿が完了したら、投稿のお知らせをフォロワーにしましょう。
インスタグラムのアルゴリズムは親密度が高い順で表示をする設計なので、絡んだことがない人のインスタには表示されにくいです。(フォロワー10万人いるのに、いいね数が10万件いかないのはそういうことです)
そのためフィード投稿のストーリーズシェアを行い、ストーリーズをみてくれるフォロワーへ向けて告知をしましょう!
《 コンテンツ制作のまとめ 》
◆コンテンツは2軸を考える
☑︎ デザイン
☑︎ 情報
◆反応をもらえるコンテンツの情報要素
☑︎ 再現性(誰でも真似できるかどうか)
☑︎ 共感性(自分ごとのように捉えてもらえるか)
☑︎ 網羅性(内容が網羅されているか)
☑︎ トレンド性(情報にトレンド性があるかどうか)
◆投稿順番には意味を理解する
☑︎ 1枚目:コンテンツを見てもらう+フィードの統一感を出す役割
☑︎ 2枚目:内容の導入、投稿全体の雰囲気を伝える役割
☑︎ 3〜7枚目:内容解説の役割
☑︎ 8〜9枚目:まとめの役割
☑︎ 10枚目:関連投稿の紹介、プロフィールへの誘導の役割
◆投稿時のポイント
☑︎ 反応数と滞在時間を獲得するためにキャプションは力を入れよう
☑︎ ハッシュタグは30万件未満をつけるようにしよう
☑︎ 投稿後はフォロワー内部への投稿をお知らせしよう